基礎ジニ学

医学部生

CBT合格したよ【勉強法】【医学部】【成績】

というわけで、CBTの結果が帰ってきました。ここから先「医大生・たきいです。」のたきいさんの記事を参考にして、成績や勉強法について書いていきます。
blog.goo.ne.jp



わたしは「USMLEの勉強をします!」とこのブログで言っておきながら、最近は筋トレや空手にはまってしまい、成績は学年の中間層です。「まあ、試験は受かったもん勝ち。通ることに意味がある」と思っています。前もってコツコツやるタイプではなく、余裕をぶっこいて試験前に勉強を詰め込む羽目になるタイプです。そこをご了承いただき、読んでください。前もって書いておきますが、この記事は「CBTで9割取る方法!」ではなく「成績中間層がそれなりに勉強したら正答率7割超えで合格しました」という「ありふれた医学生」のCBT受験体験記です。よろしくお願いします。

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模試のときも成績をツイッターに晒しまくりましたからね…。あとで本試と比較します。はい、ではまとめていきましょー!



【ジニのスペック】
・中高一貫校出身。医学部進学者がやたらめったら多い。
・高校卒業後現役で某国立大学医学部医学科に進学。
・「ジニちゃんは再試にならない」と同学年の人たちにはささやかれているそうだが、この夏、学年で7人しか落ちていない耳鼻科の再試になった。
jinhee.hatenablog.com
耳鼻科の再試は非常に難しいと有名で、わたしもそこそこ勉強していたはずなのに、なぜか落ちる要領の悪さを発揮。そんなこともあります。
・たぶんCBTの勉強より耳鼻科再試のほうが大変だったし、真剣にやってた。(スペックとは関係ない)(再試の結果はまだ出ていません)




【勉強の軌跡】
うちの大学はCBTを4年生の1月にやるという、平均的なスケジュールです。


8月以前 CBTの勉強は全くせず。学校の試験をこなすのと西医体までは部活の主将業をやるのに必死でした。中旬から耳鼻科再試の勉強をし始める。
9月 26日に耳鼻科再試があったので、耳鼻科のSTEPをひたすら読み続けていました。CBT?やる余裕ないわ。
10月 再試の勉強から解放されて何もする気が起こらなくなる。下旬からぼちぼちQBを解き始める。
11月 QBをちまちま解く。このときも部活に行ったり友達とバーベルを上げたりしている。まだあせっていない。
12月 果たしてQB全5巻解ききれるのか?と不安になり始める。この間も週1で部活に行ったり、週3で筋トレしたりしている。
1月初め ヤバイ。やっと焦る。年末年始は筋トレをお休みし、勉強をひたすらやっていた。1月はさすがに部活に行く余裕はなく、筋トレも週2で短めになった。
1月17日 CBT前日
jinhee.hatenablog.com
1月18日 CBT本番
jinhee.hatenablog.com




【勉強計画】
学年の9割くらいのひとがビデオ講座(メックが大半、テコムは少数)を取っていましたが、わたしは予備校のビデオ講座・模試はなにも買いませんでした。先輩からQBだけでイケると聞いていたので。。(QBだけで頑張ったひとは学年に3人しかいませんでした。空手部の先輩方がおかしいのか、うちの学年がおかしいのか)




【目標】
・とりあえず合格(正答率6割)
・来年からは正答率7割で合格になるので、7割は欲しい。「来年だと受かってなかった」と思うのは辛い。




【使用教材】
QB vol.1からvol.5



わたしはQBしかやっていません。わからないところを病気がみえるで確認したり、ネットで調べたりしました。その他、QBonlineで復習したり、模試を解いたりしました。


失敗したなあ、と思うのは漠然とすべての問題を解こうとしたことです。わたしのように直前に焦って詰め込むタイプの人は


「青い枠で囲まれた一週目問題だけを完璧にする」


にしたほうがいいです!絶対!これは声を大にして言いたい!実際、わたしも2週目の復習では1週目問題しかしていません。1週目問題を見たら一瞬で答えがわかる、解説もちゃんと理解した、というところまでいったら、CBTは受かります。漠然とQBの問題を全部解こうとするよりよっぽどいいです!実際、正月から勉強を始めて、一週目問題だけちゃんとやったらCBTに受かったひともいます。それくらいあの一週目問題は大事です。




【勉強方法】
1.QB解く
2.分からん
(ここまでたきいさんと一緒)
3.病みえを見る、病みえがない教科ではネットで調べることも。(特に皮膚科は病名で画像検索してどんな症状なのか確認していました)
4.大事なところに線を引く


終わり。ちなみに、線を引くとき利き手の右手ではなく左手を使うこともありました。QBはなにか変化をつけないと飽きてしまうので。。しかし、試験直前は切羽詰まっていたので右手で書き込んでいました。
jinhee.hatenablog.com




【成績】
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(共用試験ナビ 第4版より)


私の成績
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正答率79.03%。111人中50位。一言でいうならば


可もなく不可もなく


ですね。なんか、、右下のグラフが水滴みたいな形になってる。。正答率が低いのは「医学一般」と四連問ですね。。どの問題が医学一般だったのか今となってはよく分からない。四連問は間違えたのがその場でわかったから、まあ、正答率が低いのは納得。




【QB模試との比較】





QB模試はすべて解いて正答率が73.8%。本番は79.03%。



模試より本番のほうが正答率が良いという結果に。模試のあと一週目問題を復習しまくったのと、本番では時間いっぱい見直ししてわからない問題を必死で考えたからだと思います。1ブロック1時間で最後までいる必要はないのですが、4連問以外は時間の最後まで粘りました。




【総括】
10月下旬から勉強を始めましたが、ダラダラ勉強していたので反省しています。。結局のところ、試験勉強を前々からやることが大事なのではなく「ものすごく集中して勉強した時間」がどれだけあったかが大事なんですね。いや~、ほんと一週目問題を完璧にする作業から入っていればなあ。。。一週目問題以外はあとからやればよかった。




最初にお伝えした通り、この記事は「成績中間層がそれなりに勉強したら正答率7割超えで合格しました」という「ありふれた医学生」のCBT受験体験記です。成績中間層の後輩の方々の参考になれば幸いです。CBTの勉強、応援しています。

トイレに置いてあった他人の生理用品を苦渋の末にパクりました

きのうの実習の直前。生理が唐突に始まりました。そろそろかなあとは思っていたものの、まさかこのタイミングで始まるとは思わず驚きふためきました。みんなすぐに実習に行くので生理用品を借りている時間はありません。仕方がないので膣にトイレットペーパーを詰め込んで簡易タンポンにしました。


実習が始まって1時間ほど経過した時点で実習を抜けさせてもらいトイレに行きました。そこは大学病院某科の職員用トイレ。KCの白いズボンを下すと、やはりパンツに血がついていました。幸いにして白いズボンには血がついていません。しかし、これは非常にまずい。どうしよう。ナプキンがほしい。でも学生はもちろんそんなもの持ってないし、お金も持ってないから売店に買いに行くこともできない。でもこのままティッシュでやり過ごすと間違いなく白いKCのズボンに血がついてしまう。


ふと、便器の後ろを見ると予備のトイレットペーパーの横に誰かのポーチが置いているではありませんか。この中にはナプキンが入っているはず…、と確信したわたしはポーチを手に取りファスナーを開けて中を見ました。すると、そのポーチの中にはナプキンが5個とタンポンが入っていました。


現在、午後2時。この先生もしくは看護師さんはきょう一日で5個ものナプキンを使うだろうか。。もし使うにしてもタンポンがあるし、いざとなれば売店でナプキンを買えるよね。。わたしはいま大ピンチ。売店に買いに行くこともできない。これは、、、よし、、、ひとつ、、、ナプキンをいただこう。。


と思って、そのポーチからナプキンを一ついただきました。ものすごい罪悪感。でもこれのおかげで助かった。


トイレを出た後、ふと、これは、


なんとなく羅生門


と思いました。もう大学病院某科に足を向けて眠れません。

ベニテングダケの毒性や中毒について調べました

法医学のレポートで中毒について自分の好きなネタを調べてくる課題がありました。他の睡眠薬有機リン中毒だとみんなとかぶりそうだから、コーナーで差をつけようと思って「毒キノコ」について調べたところ、自分の想像以上にそのコーナーは急でした。そんな感じです。以下はレポートの一部を改変したものです。


 中毒と一言に言ってもさまざまな中毒がある。今回は医学部の授業ではあまり扱わないが、個人的に興味のあったキノコの毒について調べた。まず、wikipediaで「キノコ」について調べた。そして、今回のテーマに合った「毒キノコ」の項目に移った。そこの最初の段落がこれである。

さまざまなキノコが食用となる一方で、毒キノコも数多く存在する。致命的な毒を持つドクツルタケ、シロタマゴテングタケ、フクロツルタケ、ニセクロハツ、ドクヤマドリ、カエンタケなどから、中程度の毒を持ち神経系に異常をきたすテングタケベニテングタケ、オオワライタケや、胃腸系に障害をきたすカキシメジ、イッポンシメジなどが知られている。毒キノコの毒の成分にはアマトキシン類、ムスカリン、イボテン酸、コプリン、イルジンなどがある。

 
最初の段落からいきなりキノコ毒の種類の豊富さに圧倒されてしまった。興味本位で足を突っ込んでしまったが、突っ込んだ先は泥沼だったようだ。調べるキノコを絞ろうと思い、名前をよく聞くベニテングダケについて調べることにした。
 f:id:jinhee:20170125234356j:plain(ベニテングダケ
 手始めにwikipediaでベニテングダケを調べると

ベニテングタケの主な毒成分はイボテン酸、ムッシモール、ムスカリンなどで、摂食すると下痢や嘔吐、幻覚などの症状をおこす

と載っている。イボテン酸、ムッシモールは初めて聞いたがムスカリンなら分かる。アセチルコリン受容体の一種がムスカリン受容体で、ムスカリンがアゴニストだ。CBTにも出た。私の知識が正しいか念のためwikipediaで「ムスカリン」と調べるとなんと、

ムスカリンは1869年にベニテングタケ(学名: Amanita muscaria)から初めて単離された

とある。ベニテングダケにはムスカリンが含まれている、というよりそもそもムスカリンはベニテングダケから発見されたのだ。これは知らなかった。

 ムスカリンは副交感神経作用物質なので、中毒になると涙と唾液の分泌増加、発汗が見られる。(汗腺は交感神経支配だが、コリン作動性なのでムスカリン中毒で発汗する)その他、腹痛、吐き気、下痢、縮瞳、呼吸困難が起きる。ムスカリン中毒の解毒剤がアトロピンであることはCBTを受け終えた4年生なら常識だ。今までの講義や問題でムスカリン中毒については学習していたが、ベニテングダケを食べておこることは知らなかった。

 しかし、wikipediaのベニテングダケの項目を読み進めると、こう書いてあった。

1869年に発見されたムスカリンが、中毒症状をおこす原因であると長い間信じられていたが、他の毒きのこと比較すると、ベニテングタケに含まれるムスカリンはごくわずかである。主要な中毒物質は、ムッシモールとイボテン酸である。20世紀半ば、日本、イギリス、スイスで同時に発見されたこのふたつの物質が、中毒症状をおこす成分だと判明した。

 ムスカリンが毒性の主ではないのか。初めて聞いた二つの物質だが、ムッシモールは抑制系神経伝達物質GABAのアゴニスト、イボテン酸は、神経の働きを司るNMDA型グルタミン酸受容体のアゴニスト活性があるそうだ。イボテン酸には強い旨味成分があるので味が気になるが、これだけは食べられないので残念だ。



面白いことや書きたいことはもっとたくさんあったんですが、A4一枚に収めることという制限があったのでこのような終わり方になりました。キノコはどうやら本当に奥深いようです。あと、wikipediaばっかり参照しやがってという感じですが、あんまり評価が厳しくないレポートなので許してください。