わたしが大阪弁でブログを書き始めたわけ

わたしが突然大阪弁の話口調でブログを書き始めた訳。それは、このブログを読んでくれてる友だちにしゃべりかける感じでブログを書いてたら、気づいたらこうなってただけなんです。改めて、自分の話す言葉を文字にするとすごい訛ってるんやなあって気づきました。普段はこの文字を音声化した上に、アクセントまで大阪弁。大阪を離れてしばらく。大阪弁は抜く気もないけど、抜ける気もせん。ジニはいつもこんな感じで友達と話してます。

ところで、わたしは大阪弁のネイティブスピーカーではあるんやけど、同じ大阪人の母の教育により、自分のことを「うち」じゃなくて「わたし」って呼ぶようにしてる。保育園に通ってた頃、いろんな子の真似をして自分の呼び名をいろいろ変えてたんよ。「わたし」とか「うち」とか「ジニちゃん」とか。そしたら、自分のことを「うち」って言ったとき、お母さんに怒られてん。「大阪のほかの場所に行ったとき、自分のことをうちって言ったら笑われるよ!わたしって言いなさい」って。いまは「うち」って呼ぶのが流行って、女の子が自分のことをうちって言うんは当たり前というか、全国区になったけど、以前はただの関西の方言やったからね。まさか「うち」が全国区になるとは20年前くらいには思いもせんかったやろうし、そもそも「うち」って言うよりは「わたし」のほうがフォーマルでいい。どんな場面でも使える「わたし」最強。お母さんに感謝。

大阪弁の話からは逸れるけど、お母さんの言葉遣い教育は「ちゃんとした言葉を使いなさい」やってん。さっきの「わたし」しかり、もう一つ。ある日、「キモい」って言ったら怒られた。「キモいやない。気持ち悪い、や。言い直しなさい」って。この経験から、スラングを使わないようにしようって思うようになった。でも、ときどき、スラングを言うとウケるタイミングがある。そういうときに場を盛り上げるために言うのはあり。そういう感じでスラングと付き合ってる。言葉って、むずかしい。