春の快楽は空虚を孕み 秋の悲哀は充実を包む


ポリクリのレクチャーで先生が遅れて来るということだったので、医局で待っていました


暇だったので本棚にあった昔の卒業アルバムを読んでいたら、最初のページにこの言葉が書いてありました


春の快楽は空虚を孕み
秋の悲哀は充実を包む


初代学長の先生が入学式でおっしゃった言葉だそうです


この言葉でググっても何も引っかからないので、初代学長先生のオリジナルの詩ではないかと思います


すごくいい言葉だなあと思って、写真を撮りました


春は、新しい環境になり、なんとなくフワフワと楽しい


それは新歓だったり、新しい友達ができたり、新しい学年になり浮かれているからかもしれない


人生に例えれば、若いころの快楽は楽しい、けれど虚しいということかもしれない


秋は、冬に近づき悲しみを帯びる


でも実りの秋、書を読み、勉強し、運動に励み、落ち着いた充実を得る


年を取ると、老いへの悲しみはあるが、人生は落ち着き、充実しているのかもしれない



初代の学長先生は亡くなられたそうですが、この言葉はわたしの胸に響きました


沁みる


詩で沁みるようになったので、おすすめの詩集がある方はコメント欄orはてブorTwitterで教えてくださいm(__)m


ジニ