基礎ジニ学

医学生の読書記録・韓国語勉強記録・日常です

呼吸器(結核、非結核性抗酸菌症、肺腫瘍)

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感染症

結核

空気感染する
数パーセントは初感染型
90%は無症候型で10%弱が慢性活動性型
慢性再活動型は S126の上肺野が多い(換気が悪い)
診断はレントゲン CT 、免疫応答、細菌学的検査
乾酪性肉芽腫を反映して画像では浸潤影・結節影が見られる
免疫を利用した検査はツベルクリン反応とクオンティフェロン法がある
ツベルクリン反応は BCGでも陽性になる
クオンティフェロンは患者の血液に非結核抗原を加えるとインターフェロンγが分泌されるもので、結核菌に特異的に陽性になるが 昔感染したものにも陽性になる
細菌学的検査では 痰や胃液を採取する
抗酸菌染色(Ziehl-Neelsen染色)で治療方針を決める 、培養や PCR 法で診断確定する
結核薬の多剤併用療法→イソニアジド、リファンピシン、エタンブトールもしくはストレプトマイシン三者あるいはピラジナミドを加えた四者併用療法
陰圧個室に隔離、患者はサージカルマスク、医療従事者や面会家族には N 95マスク
粟粒結核について
経血行的に広まり、間質に乾酪性肉芽腫を形成する

結核性抗酸菌症

MAC症、M.kansasii症ともに結核類似型がある、高齢者で日和見感染、血痰
MAC 症には気管支拡張型があり、中年女性に多く血痰が出る、右中葉に症状

肺腫瘍

気道の腫瘍は腺様嚢胞癌とカルチノイド症候群
良性腫瘍は過誤腫

肺癌

扁平上皮癌と小細胞癌と腺癌
扁平上皮癌と小細胞癌は喫煙に関係
腫瘍マーカーは扁平上皮癌が SCCとCYFRA、小細胞癌は NSEとproGRP、腺癌はSLXと CEA
扁平上皮癌は陰影が濃く空洞を作る、硬く周りを圧排して無気肺を作る
小細胞癌は縦隔浸潤が起こりやすく縦隔が太い
腺癌はスピキュラを作り血管収束し胸膜を巻き込む

浸潤した症状

Pancoast腫瘍
扁平上皮癌が多い
肺尖部の癌、腕神経叢を下から圧迫して尺骨神経領域の麻痺、脊椎に浸潤してHorner症候群を起こす
上大静脈症候群
上大静脈を圧迫、小細胞癌に多い、顔面と上肢の浮腫
遠隔症状
神経症状→Lambert-Eaton症候群、小脳変性症、小細胞癌で起こりやすい、共通の抗原を発現していて小細胞癌を叩く免疫が神経系も攻撃する
内分泌症状 →ACTH 分泌、ADH 分泌のふたつは小細胞癌に起こりやすい 、PTHrP分泌は扁平上皮癌に起こりやすい
治療→非小細胞癌1期と2期は手術、3Aは集学的治療(腫瘤かリンパ節のどちらかが肺内)、3 B は化学放射線療法(腫瘤とリンパ節どちらも肺外)
小細胞癌は基本的に手術しない
転移性肺癌→血行性が多い、大小不同
多発性は小さいのが甲状腺癌、大きいのが絨毛癌、精巣腫瘍、骨肉腫
単発性は大腸癌が多い、手術適応
リンパ行性は癌性リンパ管症、肺水腫様、胃癌・乳癌の一部におこる

縦隔腫瘍

前縦隔→胸腺腫、胚細胞腫瘍(奇形腫は石灰化をともなう)、心膜嚢胞
中縦隔→気管支嚢胞
後縦隔→神経原性腫瘍