循環器(治療, 心不全, ショック)

左房内血栓に IVR による心血管系治療の適応はない。左房に血栓が存在することが心エコーなどで確認されていればむしろ緊急カテーテルを回避する
開心術で心筋保護が完全に行われている場合、心臓虚血の安全限界は4時間
人工血管置換術で術後にワルファリン療法が行われるのは血管が細い時
Eisenmenger化すると手術適応はない
総肺静脈還流異常症では全ての肺静脈血が右心房に還流して体静脈血と一緒になり肺血流量を増大させて心不全となる
胸水は浮腫や腹水と一緒で静脈圧が上昇することで出現する
心不全でみられる異常呼吸は起坐呼吸とCheyne-Stokes呼吸(脳に血液がいかない、脳の障害)
モルヒネは苦痛を減らし交感神経作用を抑制し血管拡張して静脈還流を減少する→急性心不全に用いる
アドレナリンはどんな治療でも心原性ショックからの離脱が困難な場合に用いる。最終手段
消化管出血が疑ったらまず直腸診
ショックインデックス=心拍数/収縮期血圧
出血量:0.5から1.0で1000mL、1.5で1500mL、 2.0より大きくて2000mL