ジニの自己紹介
(著者、2017年11月、東尋坊にて)
「基礎ジニ学」の著者、ジニの自己紹介ページです。最初に目次を載せます。
- 医者ならいつでも、どこでも、何があっても仕事がある
- 「鼻水なんて出なければいいのに」
- 空手って意外とスマートで面白いな
- 筋トレが楽しくなっちゃった
- 韓国語はわたしにとって「ずっと会っていなかった幼なじみ」
- まとめ
わたしは福井大学医学部新6年生です。関西の中高一貫校出身です。後期試験の型がわたしに合っていたので福井大学を選び、受かったので現役で福井に来ました。
入学後、大阪の真ん中から福井の田んぼの真ん中へ、という環境のあまりの変化についていけず、ホームシックになりました。
こちらに来て6年目を迎えた現在、
「都会と田舎の違いなんて、その土地にビルがあるか田んぼがあるかの違いだけで、なにかを産み出しているいることに違いはない。むしろ田んぼのほうが空気と水がきれいだし、健康にいい」
という考えになるくらい、福井になじみました。
医者ならいつでも、どこでも、何があっても仕事がある
医学部を選んだのは、父が医者なのと、友達も医学部に行く人が多かったのと、医学部以外に進む理由が特になかったからです。
在日韓国人だから、「いつでも、どこでも、なにがあっても必要とされ、ちゃんと報酬がもらえる、出自を理由に差別されない」仕事が医者以外に思いつかなかったのもあります。
「患者の命を救う」といっても、自分はそんなに病院のお世話になってきたわけではなく、医者が具体的に何をしているか分かりませんでした。
医者になって、やりたいことがあるわけではありませんでした。
もともと免疫に興味があったので、医学部に行くと勉強できるしちょうどいいな、くらいの考えでした。
「鼻水なんて出なければいいのに」
わたしが小学校3年生か4年生のとき、冬になるとしょっちゅう風邪をひいて、緑色の鼻水がたくさん出るのに苦しんでいました。
「鼻水なんて出なければいいのに」
と言ったら、それを聞いていた血液内科医の父が
「鼻水が出るのはどうしてだと思う?」
と聞いてきました。わたしは、
「身体のなかからバイ菌を出すため」
と言いました。
「そうだね。じゃあ、鼻水が出なかったらどうなると思う?」
「そしたら、身体の中からバイ菌を出せないから風邪が治らない」
「そう。鼻水が出ないのは大変なことなんだよ。ジニが風邪をひいたとき、体の中の免疫が頑張るから鼻水が出るんだ。お父さんは、体のなかにバイ菌が入っても鼻水を出せないような、免疫が落ちている患者さんをいつも診てるんだよ。」
と言われました。おもしろい話だと思いました。
今思えば、化学療法中にFN(発熱性好中球減少症)になった患者さんのことを言っていたのでしょうか。
小さい頃なので記憶はあいまいですし、父も言ったことを忘れているみたいですが、たぶん、言いました(笑)
それ以来、免疫になんとなく興味がありました。
基礎医学の講義で一番おもしろいと思ったのは免疫でした。
そして、ポリクリを終え、このやりとりから15年近くたったいま、
わたしは父と同じ血液内科に進もうと思っています。
空手って意外とスマートで面白いな
医学部入学後はまず、空手部に入りました。
空手そのものに興味があるわけではありませんでしたが、中学高校時代の部活の先輩が空手部にいらっしゃったので、誘われて入りました。
もともとやっていた合気道の道着を空手でも使えるということで、ユニフォームや道具を買わずに済んだからというのもあります。
空手部にいる人たちは優しいし、空手がめちゃくちゃ上手い先輩方が丁寧に教えてくださったのもあって、わたしは同期の子と一緒に空手にハマっていきました。
飲み会は穏やか、練習も試験前は休めて、部費もない。
わたしのマイペースな性格に合っていたので、部活と空手そのものが好きになりました。
そのうち黒帯になり、初段補になりました。
また試合では、流派の大会で表彰されたり、北陸地区国立大学体育大会で組手3位になれたりして、審判の先生にほめられてうれしかったです。
西医体は強い人たちが多いのでなかなか勝てませんでしたが、大学から始めた中よくがんばったかな、と思っています。
空手を通じて人間関係も広がりました。
主将をやっていたので、他大の空手部の人たちとやりとりしたり、合同練習したりしているうちに、友達ができました。
いまでもtwitterやLINEでやりとりしています。
今年の西医体は出ませんが、三重まで試合を見に行くからおしゃべりしようね、みんな。
5年の西医体で実質引退しましたが、いまでも全日本や世界大会など空手の試合を見るのは大好きです。
筋トレが楽しくなっちゃった
空手部で主将をやっていたころ、3年生の3月に
「中段突きがうまく出来ないのは、技術がつたないのもあるけど、そもそも筋力が足りないからなんじゃないか」
と思い、筋トレを始めました。
中段突きは大きく脚を踏み出し、しゃがみ込んで相手のお腹を突くので、脚力が必要です。
当時はウェイトを使う発想がなかったので、筋トレアプリをタブレットに入れて、自重で筋トレしていました。
同期の女の子(N)にもアプリで筋トレを始めたことを言うと、彼女はRuntasticという良い筋トレアプリを発掘してきて、わたしも彼女もRuntasticを始めました。
Runtasticのsix pack, butt trainer, leg trainer, push upを入れていました。
それ以来、空手の練習と並行して筋トレをするようになりました。
そのおかげで空手は強くなり、わたしは先に述べたように試合で結果を残せ、同じく大学から空手をはじめたNは西医体で形4位になり表彰されました。
わたしもNも、筋トレを始めてから体型がよくなり、ボディメイクとしても効果が出ました。
ただ、Runtasticは先に進むにつれてどんどん回数が増えていき、時間がかかるようになりました。
自重でやるのが辛くなったわたしは、testosteroneさんの↓の本と出会い、Nを誘ってウェイトトレーニングを始めることにしました。
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大学にもウェイトのフォームを指導できる先生がいらっしゃいますが、マンツーマンでしっかりフォームを教わりたかったので、Nと一緒にパーソナルトレーニングを受けに行きました。
そして、大学のトレーニングルームを使えるように登録し、Nと一緒にウェイトの筋トレを始めました。
はじめは、ラグビー部やハンドボール部、サッカー部、陸上部といった体育会系部活の男子しかおらず、とても肩身がせまく感じました。
でも、筋トレを続けたかったので女子2人で行き続けました。
空手は練習しなくなりましたが、筋トレは続けています。
いまは武道場とトレーニングルームの2か所で週3回筋トレしています。
韓国語はわたしにとって「ずっと会っていなかった幼なじみ」
現在、今年の6月にあるハングル検定5級の試験に向けて、国試の勉強と並行して韓国語の勉強をしています。
別に韓国語は新しく学び始める言葉ではありません。
そもそも韓国人だし、ハングルの名前もあります。
大阪・鶴橋の韓国人街にはよく行っていたので、ハングルをよく見聞きしていました。
小学校のときの民族クラブ、中3の時のNHK「ラジオでハングル講座」でハングルをある程度読めるようになりました。
(ラジオ講座は「わたしは~です」という最初の構文を習ったところで挫折)
それ以降ずっとハングルの勉強していなかったのですが、空手を通じて知り合った友達がハングルを完璧に使える人だったのと、学生のうちに勉強を始めたくなったので再開しました。
詳しくは過去の記事にまとめているので、そちらをご覧ください。
jinhee.hatenablog.com
jinhee.hatenablog.com
まとめ
こんな感じで、わたしがブログやtwitter、noteに載せているのは
医学部生活、空手、筋トレ、韓国語
についてがメインです。
twitter→自分に起こったこと・感じたことを忘れないようにメモするツール。あとでブログに貼って記事にすることもある。せっかくメモするなら、発信したほうが面白い。
note→恋愛、自分の気持ちをエッセイっぽくした記事
を意識しています。
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長くなりましたが、ジニの自己紹介でした。
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よろしくお願いします!