京阪電車の千林ー滝井ー土居駅間に思うこと。

普段は福井に住んでいますが、ときどき実家のある大阪に帰ってくると、この「小さな平野に人や細々した建物が集まりまくって猥雑な感じ」に改めて驚きます。


きょうは免許更新のために門真の免許試験場に行きました。久しぶりに京阪電車に乗って、京橋から古川橋へ。そう、門真市じゃなくて古川橋。京阪のるひと、おけいはん


私もずっと知ってはいたし、ローカル番組では何度も取り上げられたであろうこの区間。


千林ー滝井ー土居


わたしは、
「やっぱり短い、もはやアホ」
と思わざるを得ません。福井のだだっ広いすっきりしたところに慣れると驚愕の域。普通電車でも一区間10秒もかかっていないんじゃないか。こんなに駅がいるのか。滝井だけではダメなのか。


いつもは京都に行くとき京阪に乗るので、特急にばかり乗っていたから気づきませんでしたが、千林駅滝井駅土居駅、その三駅すべてのホームにわりと人が立っているのです。


えち鉄の福井駅よりよっぽど人がいます。つまり、この三駅はものすごく近い距離にあるのに、需要はたっぷりあり、需要と供給のバランスが成り立っているのです。


このゴミゴミした大阪。免許試験場へのバスはすさまじく混んでおり、あのスッキリした福井に戻りたくなります。


あの大都会、東京ですらスッキリ感じてしまうこの大阪。わたしが生まれ育ち、愛しい大阪。医学部を卒業したら大阪に帰って働くつもりですが、このゴチャゴチャした街に戻るのは楽しみでもあり、息苦しくもあり、嬉しくもあり、悲しくもある、そんな心境です。


こんなにゴチャゴチャした都会は日本に大阪しかないと確信しています。たぶん、東京のほうがすっきりしていて暮らしやすいと思います。以上です。