モネの池に行ってきた
岐阜県関市板取というところに「モネの池」と呼ばれる池があり、きのう朝5時に出発して見に行きました。モネの池というのは通称で、本当は名前のない池です。湧き水が美しい、白い砂の池に、近所の人がスイレンと鯉を放ったところ「モネの絵に似てる!」という人が現れてこの通称がついたそうな。入場料があるのかと思ったら特になく、誰でも自由に見ることができます。
ここにいる鯉たちですが、観光客はエサやお菓子をあげてはいけないことになっています。理由は池の水に油が浮いて汚くなるからだそうです。その代わり、自治会の人たちが一日三回鯉にエサをあげていると書いてありました。
そのせいか、池のそばに立っても全然鯉たちが寄ってこないんですよ。エサをあげてもいい普通の池だったら鯉が滅茶苦茶寄ってきて水面に顔を出し、口をパクパクするじゃないですか。でもここの鯉はぜんぜん寄ってこないので、観光客がエサをやらないってことかなあと思いました。ここに来る人たち、モラルが高い。ここに来る人たちは美しい池を見に来たというのと、そもそも近くでエサを売っていないというのはあるかもしれませんが。
近くを流れる板取川は長良川の支流です。とても水が美しい。いっしょに行った友達が「人がいる!」というので見ると確かに短パンで泳いでる男の人がいました。めちゃくちゃびっくりした。小雨が降ってたし、水は冷たいはずなんだけどなあ。水はきれいだけど、寒くないのかな。
(泳いでる人は写っていません)
板取川上流の川浦(かおれ)渓谷。
写真を撮るのに夢中で身を乗り出したら落ちて死にます。
その近くの株杉の森。
ひとつの株から杉がいっぱい生えています。こんな杉がいっぱいあってびっくりした。
モネの池近くの喫茶店。「モーネング」ってこのために作ったんだなあ。
あー楽しかった。