循環器(先天性心疾患/弁膜症)
先天性心疾患
Austin flint 雑音→AR。 拡張期に僧帽弁狭窄症と類似した音がする。大動脈から左室への逆流血液が僧帽弁に当たり早期に僧帽弁が閉鎖する
左右シャントでは肺高血圧症になり右左シャントになってEisenmenger化する
ASDでは肺動脈圧上昇がおこるのは二十歳未満では1%程度
心電図で rSR は右脚ブロック
VSD の手術は Qp/Qs >2、Pp/Ps <1の時
新生児の心不全でみられるのは陥没呼吸と肝腫大
VSD では相対的 MS になり拡張期ランブルが聞こえる
動脈管を閉じるのはNSAIDs(インドメタシン)、開けるのはプロスタグランジン
完全大血管転位症では肺高血圧予防のために肺動脈絞扼術を行う
総肺静脈還流異常症では肺うっ血が見られるので早期に手術する
弁膜症
僧帽弁狭窄症ではopening snapが聞こえる
人工弁をつけるとワルファリンを使わないといけないがワルファリンは催奇形性が強いので挙児希望がある場合は考慮する
労作時の胸痛は狭心症とは限らない。必ず AS も鑑別に挙げる
VSD に AR、 MR に AR といった合併で収縮期と拡張期の両方に心雑音が生じるのをto and fro 雑音という
AR 単独でも1回拍出量が上昇すると収縮期に相対的 AS になることがありそれもto and fro雑音という