あごの傷の下から毛が生えてきました。
おはようございます。ジニだよ。
3年生ラストの試験が終わって、きょうから春休みです。はやっ。
4年生のOSCEの模擬患者役にあてられたから、若干学校に拘束されるけど、これは微々たるもの。(OSCEとは臨床実習に進む前の実技試験)
よっしゃ。
さて、あごの傷について語ろうか
わたしは9月の終わりに自転車事故であごをケガしました。
詳しくはこちらに書きました。
パッと見、自転車事故なんて関係がなさそうだけど、ちゃんと書いてます。
jinhee.hatenablog.com
noteって有料記事のイメージがありませんか?
これは無料で全部読めるから!自転車で側溝に落ちるのはほんとうに怖い。しかも田舎。
note.mu
傷の長さはだいたい1cmです。救急部で3針縫っていただき、跡は残ったものの、いまでは傷はきれいに閉じています。
傷はあごの下にあって、正面から顔を見ると見えない場所にあるのでいままで気づかなかったことがあります。
そう
それが
毛
です。
記事のタイトル通り
『あごの傷から毛が生えてきた』
のです。
こんな感じ。写真を撮ろうとがんばったけど、毛がうすくてうまく写らなかった。絵がわかりにくくてすみません。
毛といっても腋毛恥毛のような剛毛ではなく、女性の手の指毛みたいな感じです。男性の指毛ほど太く濃くないの。細く短くほんの少しだけ生えている毛です。
でもね、指毛程度の傷毛とはいってもちゃんとさわったら毛があるのがわかります。れっきとした毛でございます。
あと傷から毛が生えたと書きましたが、正確には
傷の下に生えた
です。
ポイントは傷の下。傷の上でもなく、傷を隠すように生えるのでもなく、なぜか下。わたしはあごに毛は生えておらず(産毛はあるよ)、なぜか傷の下だけ生えている。ケガする前も、こんなところに毛が生えていた記憶がない。
いったいなぜ傷の下から毛が生えてきたのでしょうか。
仮説① 傷を守るようにからだが毛を出した
でもさあ、傷を守るなら傷の上に毛が生えない?
ってことでナシ。
仮説② 傷のせいでからだが毛を出す場所を間違えた
これがとてもあり得る。
からだがどうやって毛を発現するのか、そしてどうやって毛を出す場所を決めているのか知りません。
だけど、傷のせいで毛を出す場所が狂ったっていうのはありそうではありませんか?いや、ようわからんけれども。
傷のせいで遺伝子の発現を間違えて毛の蛋白質を合成するようになっちゃったと。
しかも皮膚から生やしてしまったと。
う~ん。
毛について、知っているようで知らないことだらけです。
想像のしがいがある。
仮説③ 傷を治すために分泌されたホルモンが傷にたまった
もうほんとうにこのへんは想像なので適当に読んでください。
傷を治すためにどこからか分泌されたホルモン(何かは知らない)が傷に集まった。それは毛を生やす作用を持っていた。だから傷の周辺に毛が生えた。重力でホルモンはあごの若干下目にたまり、傷の下に毛が生えた。
どうよ?いま考えました。
毛を生やすってことはアンドロゲン(男性ホルモン)?
それ以外に毛を生やすホルモンってある?
傷を治すときアンドロゲンってでるの?わたしは女だから傷から生える毛が少なかったけど、男だったらもっと生えたの?
謎。
想像力がかきたてられる。
この3つの仮説がでた背景
ある日の晩。お風呂上がりに鏡で傷を見ていたらうっすらと毛が生えている。ここだけ。ほかはツルッツル。
この日初めて気が付きました。
わたし「なんじゃこりゃーーー???傷から毛が生えてるーーー!!!」
よく見ると毛が生えているのは傷の下。
彼氏に傷を見せる。
わたし「ねえ、傷の下から毛生えてない?」
彼氏「ほんまや・・・。傷を守ろうとして生えてきたのかな」
わたし「いやでも毛は下に生えてるから傷を守れてへんで」
彼氏「たしかに」
彼氏と毛についての会話終了。ここで仮説①がでてきます。
翌朝
学校に着く。席に座る。前の友だちに話しかける。
わたし「きのう気づいてんけど、あごの下の傷から毛生えてへん?」
友だち「あ、ほんとだー。毛を発現する遺伝子が傷のせいで活性化したとか?からだが毛を出す場所を間違えたんじゃない?」
ここで仮説②がでてきます。にしても、こんな考えをすぐに思いつけるとかさすがや。すごいぞ、生物大好き某友人。ブログのネタができてしまった。感謝。
女の子が朝から毛についてナチュラルに話すのはなかなか異空間ですね。医学部。さすが、からだのエキスパート養成魔法学校。
仮説③は書きながら思いつきました。
なんかこう、仮説は2つより3つのほうが印象深いかなあと思って。もう一個いい仮説はないかなと考えていたら思いつきました。
3こって覚えやすくないですか?
ファローの四徴は覚えられないのに、糖尿病で症状がでる部位は神経・目・腎臓ってすぐ覚えられるもん。(「し・め・じ」って覚えなさいと先生に言われました)
べつに2こでもいいけど、なんとなく3このほうが収まりがいいかなあと思ったわけです。
たったそれだけです。
仮説②の「毛の遺伝子の発現ミス」と仮説③の「ホルモンの蓄積」はどちらもありえそうな理由ですね。
うん、こうやって考えるの楽しい。
いっつも不思議な不思議な自分のからだのことばかり考えています。
傷の毛以外にもほかにも不思議なところはたくさんありますから。
なんだかんだいうて、医学部に入ってよかった。
<まとめ>
からだの不思議について考えるのは楽しい。
それだけ。
じゃあねっ