「筋弛緩薬」の読み方は?


麻酔の科学―手術を支える力持ち 第2版 (ブルーバックス)

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ポリクリで麻酔科を回っているときに課題図書を読んでいたら「医師は弛緩を”しかん”ではなく”ちかん”と読むきまりになっています。だから、筋弛緩薬も”きんちかんやく”と読むのです」と書かれているところがありました。

しかし、わたしは”きんしかんやく”としか読んだことありませんし、先生たちも学生もみんな”きんしかんやく”と言っているので、「本当に”きんちかんやく”と読む人がいるんだろうか」と思ってツイッターでアンケートをとってみました。

すると、↑にあるように、投票数19票のうち95%のひとが”きんしかんやく”と読むという結果になりました。”きんちかんやく”に入れた一人はどういう方だったのでしょう。本当にそう読んでいるのか、まちがいなのか、適当に押した人なのか。

とにかく、大多数のひとは”きんしかんやく”と読むようです。

上記の本の著者は東京大学医学部出身の方なので、東大では”きんちかんやく”と読むのかもしれません。

医学用語は読みといい意味といい難しいですね。