消化器(胆疾患)
体外衝撃波結石破砕術 (ESWL) は純コレステロール結石にのみ用いる
急性胆管炎で 緊急度が高いのは 急性閉塞性化膿性胆管炎で 中枢神経症状やショック、DICを伴う、予後不良、直ちに減黄処置が必要である
DICではフィブリンの形成が増加する、FDP はフィブリノーゲンとフィブリン(これがメイン)の分解産物であり、DICでは血清 FDP が増加する
急性閉塞性化膿性胆管炎では 代謝性アシドーシスの状態を知るために動脈血乳酸値測定が有用
ヘパプラスチンテストは肝臓での凝固因子合成を反映し肝機能の評価に用いる
胆石が詰まってショック状態になったときはまずドレナージし、結石は感染症と黄疸が落ち着いた時に治療する
肝硬変ではコレステロールの合成が低下しコレステロール胆石はできにくくなる
胃切除術では迷走神経を切離するので胆嚢が弛緩し胆汁がうっ滞して手術後に胆石を発生しやすくなる
胆嚢結石が胆管に落下するとコレステロール結石になるが、それ以外はビリルビンカルシウム石が多い
胆嚢腺筋腫症では結石ができ、収縮時疼痛がある