循環器(脈管疾患/血圧異常)

脈管疾患

通常、大動脈瘤内には血栓が存在する。腹部大動脈瘤血栓が遊離して下肢の動脈塞栓の原因になる
急性大動脈解離の初期治療で最も重要なのは降圧。カルシウム拮抗薬を用いる
急性の動脈閉塞の症状は5 P (Pallor, Pain, Pulseless, Paralysis, Paresthesia)
慢性のAf→左房内血栓が生じ急性動脈閉塞になることが多い
Burger病は血管炎だけど消炎を期待した薬剤は無効(ステロイド×)

血圧異常

高齢者>収縮期血圧が上昇し拡張期血圧が低下する、脈圧が上昇する
動脈硬化になり血管土管様→血圧は CO に依存する→ CO の変動で血圧変動し日内変動が大きい
圧受容器反射が低下し起立性低血圧になりやすい
脳血流の自動調節能は血圧が変動しても脳血流が一定になるものだが、高齢者では自動調節能が低下している

大動脈縮窄では血圧は上肢>下肢
Leriche症候群は総腸骨動脈分岐部が閉塞するもので血圧は上肢>下肢
アロプリノールはプリン体合成を抑制する